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お金の目標の立て方|目的・時期・金額を書き出して家族と共有する手順

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この記事でわかること

  1. お金の目標は「目的・時期・金額」の3つを、1つの目標につき1行で書き出す
  2. 金額は、公的年金シミュレーターや金融庁のライフプランシミュレーターで目安をつかむ
  3. 家族とは一人ずつ書いてから見せ合い、優先順位を決めて先取り貯蓄につなげる

お金の目標は、「何のために(目的)」「いつまでに(時期)」「いくら(金額)」の3つを書き出すと決めやすくなります。3つがそろうと、毎月いくら残せばよいかを逆算できます。書いた目標を家族と共有すれば、使い方の優先順位もそろえやすくなります。

お金の目標はなぜ先に決めるの?

目標が先にあると、毎月いくら残せばよいかが決まるからです。金融庁は家計管理の基本として、次の流れを挙げています(2026年10月時点)。収入と支出をつかみ、黒字にして、余ったお金を貯めることです。ただ、「余ったら貯める」だけでは、いくら残せば足りるのかがわかりません。

金融庁は、人生の予定を具体的に思い描き、いつ・いくら必要かを見積もることを「ライフプランニング」と呼んでいます。目標は、このライフプランニングの出発点です。

使う時期が決まると、お金の置き場所も選びやすくなります。金融庁は、安全性・収益性・流動性(すぐ現金にできるか)のすべてにすぐれた商品はないと説明しています。近く使うお金は安全性と流動性を、先に使うお金は収益性も、というように優先する性質を選べます。

目標は何を書き出せばいい?(目的・時期・金額)

書き出すのは、目的・時期・金額の3つです。1つの目標を1行にまとめると、見比べやすくなります。

  • 目的:何に使うお金か(例:子どもの進学、住まい、車の買い替え、老後の生活)
  • 時期:いつ使うか(例:「子どもが高校を卒業する年の春」)
  • 金額:いくら必要か(最初は見積もりで構いません)

3枚のカードの図。左は家・卒業帽・スーツケース、中央は日付に丸がついたカレンダーと時計、右はガラスの貯金びんと硬貨とメモ帳 目標は、目的(左)・時期(中央)・金額(右)の3つをそろえて書き出します。

金額がわからないときは、公的な情報で目安をつかめます(2026年10月時点)。

  • 老後の生活費:厚生労働省の「公的年金シミュレーター」で、将来受け取れる年金額の目安がわかります。IDやパスワードは不要です。ねんきん定期便のQRコードを読み取ると、入力の手間を減らせます。
  • 家計全体の見通し:金融庁のウェブサイトにある「ライフプランシミュレーター」で、収入と支出の流れを試算できます。
  • 出来事ごとの情報:生命保険文化センターの「ひと目でわかる生活設計情報」で、結婚や老後などの情報を調べられます。

シミュレーターの結果は、おおよその額です。公的年金シミュレーターも、正確な年金額は「ねんきんネット」で確かめるよう案内しています。

夫婦や家族で目標をそろえるには?

まず一人ずつ書き出し、それから見せ合う方法が進めやすいです。最初から話し合うと、先に話した人の考えに寄りやすくなるためです。次の順で進めます。

  1. 一人ずつ、目的・時期・金額を書き出す
  2. 見せ合って、同じ目標と違う目標に分ける
  3. 優先順位を決める(時期が近いもの、ほかで代わりがきかないものを先に)
  4. 紙や共有メモに残し、年に1回など時期を決めて見直す

丸いテーブルを囲む大人2人と子ども1人が、チェック欄のある1枚の紙を一緒に見ているイラスト 目標は1枚の紙や共有メモにまとめると、家族で見直しやすくなります。

意見が分かれたときは、金額より先に「なぜそれが大事か」を聞き合うと整理しやすくなります。自分たちだけでまとめにくいときは、公的な相談窓口もあります。金融経済教育推進機構(J-FLEC)は、個別相談「はじめてのマネープラン」を行っています(2026年10月時点)。J-FLECの名前をかたる詐欺も報告されているため、申し込みは公式サイトから行ってください。

目標が決まったら次に何をする?

次は、毎月いくら残すかを決め、自動で貯まる仕組みをつくります。必要な金額を、使う時期までの月数で割ると、毎月の目安が出ます。

金融庁は、給料が入ったら一定額を自動で別の口座に移す「先取り貯蓄」を紹介しています(2026年10月時点)。残ったお金を貯めるのではなく、先に分けておく方法です。

お金を増やす方法には、貯蓄と投資があります。金融庁は、投資は元本を割り込むことがあると説明しています。使う時期が近いお金は、元本が減らない預金などで用意するのが基本です。時間をかけて育てる考え方は、長期・積立・分散の基本で説明しています。

まとめ:お金の目標の立て方で押さえたい3つのこと

  • 目標は「目的・時期・金額」の3つを、1つにつき1行で書き出す
  • 金額は、公的年金シミュレーターなどの公的ツールで目安をつかむ
  • 家族とは一人ずつ書いてから見せ合い、優先順位を決めて先取り貯蓄につなげる

出典

本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の勧誘や推奨を目的としたものではありません。過去の実績は将来の成果を保証するものではありません。